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今月は、6月からスタートした”企業と博士学生が直接対話する「対話型研究プロジェクト」”について、産官学連携推進部の首藤奨也さんにインタビューしました。
後半は、マイナビのニュースリリースをピックアップしてお伝えするコーナー。そして「採用担当に聞く、マイナビの推し!」では、人事企画本部 人材開発統括部 キャリア採用チームの石原 凜さんにお話を聞きました。ぜひ最後までチェックしてくださいね!
修了後の進路が見えにくいことが長年の課題。企業と博士学生が直接対話する「対話型研究プロジェクト」とは?
マイナビは2026年6月、株式会社grubio、東京科学大学田町キャンパスの産官学連携コンソーシアム準備会と共同で、企業と博士学生が直接対話する「対話型研究プロジェクト」を開始しました。
第1回は富士通の採用担当者と博士学生が参加し、キャリアの選択肢について意見交換が行われました。日本では博士号取得者数が諸外国に比べて少なく、修了後の進路が見えにくいことが長年の課題とされてきました。
この取り組みを推進する産官学連携推進部の首藤奨也さんに、背景と狙いを伺いました。(取材:羽田啓一郎)
▼今後、マイナビの博士課程の取り組みはこちらに更新されていきます!興味ある方はチェックしてみてください。https://career-research.mynavi.jp/column/feature/phd-careers/
―まず、首藤さんのこれまでのキャリアを教えてください。
2016年8月に中途入社して、最初は就職事業本部の千葉営業部船橋営業課で8年間就職営業をやっていました。2024年4月1日付で、今の産官学連携推進部企画推進課に異動しています。
―今の部署のミッションはどんなものなんですか?
「日本の未来に必要な人材の育成に寄与する」が我々のミッションです。マイナビの各事業部は採算性が問われてしまいますが、我々はもう少し中長期的に事業部に還元できるような人材育成の種を探していく、という役割です。
人材不足やリスキリングなど、人材にまつわる社会課題は色々あるんですけど、事業部だとどうしても直接は手が届かないところもあるので、そこにちょっとずつタッチしていく感じですね。
―なるほど。そうした大きな方針の中で今回は博士のプロジェクトが立ち上がったんですね。では日本の博士課程を取り巻く課題を教えてください。
一番大きいのは、近年諸外国に比べて日本は博士が増えていないことです。人口100万人あたり、諸外国だと300人近くいるのに日本は120人程度で、この20年ほぼ横ばい。このままだと日本の科学技術の発展が諸外国に大きく遅れてしまいます。
国も博士を増やそうと、施策や生活費・研究費の支援を進めてきて、入学者数の減少には歯止めがかかってきています。ただ、修了後の「出口」、つまり民間企業やアカデミアへの接続の情報がまだ非対称で、うまく行き渡っていないんです。我々はキャリア支援の会社として、博士の皆さんがもっと民間企業を選択肢にできる環境を作りたいと思っています。

―なぜ海外は博士になる人が増えているのでしょう?
研究者の地位や待遇の違いは大きいと感じます。海外だと博士課程でもお金をもらいながら研究するのが一般的なのですが、日本は博士課程もあくまで学生という立場で、お金も生活費もかかる。そのぶんキャリアとして不安定に見えてしまうんですよね。
2024年には文科省が「博士人材活躍プラン」を出し、2040年までに人口あたりの博士を3倍にする目標を掲げていて、生活費支援なども広がってきています。
―今回の対話型研究プロジェクトはどういう経緯で始まったんですか?
もともとは東京科学大学の田町キャンパスの土地活用事業がきっかけです。附属高校の移転にあわせてインキュベーション施設を作る計画があって、その産学官連携コンソーシアム準備会に我々も加盟しました。
そこでgrubioさんや事務局の鹿島建設さん、日本総研さんと分科会を作って企画したのが始まりです。企業1社と博士学生数名という少人数で、現場レベルの本音を引き出して、マイナビキャリアリサーチLabで発信していこう、と。
第1回は富士通さんに協力いただいて、インターンシップの実態や入社後の働き方について活発な意見交換ができました。

―博士課程以外にも、産官学連携で行っている取り組みはありますか?
いろいろと取り組んでいます。横浜市立大学や滋賀大学とはデータサイエンス人材の育成で連携協定を結んでいて、授業や共同研究を実施しています。関西大学や中央大学、法政大学とはデータサイエンスのアイデアコンテストも共催して、今は運営を事業部に移管しています。
ほかにも、高校生・大学生の留学を支援する「トビタテ!留学JAPAN」に寄付をしたり、大学発スタートアップの経営人材確保を支援するために、研究者自らが起業するというキャリアの選択肢を提示するため、博士人材向けに起業のきっかけを作るプログラムも独自にやりました。
あとは大阪公立大学の協創パートナーズに加盟し、大学とスタートアップによる社会実装をテーマにした講演イベントなどを開催しています。
―思っていた以上に産官学連携の取り組みが広がっているんですね。では今後の展望を教えてください。
今、部として一番力を入れているのが人材育成コンソーシアムの設立準備です。人材に関する社会課題は単独の企業では成果に結びつきにくいので、キャリア領域で知名度のあるマイナビが仲間を集めて、一緒に取り組める場を作れないかと考えています。AI人材やアドバンスドエッセンシャルワーカーといった領域を中テーマに据えて、まずはある程度範囲を定めながら進めていく予定です。京都文教大学との共同調査も動き出しています。まだ4月に動き出したばかりで手探りな部分も多いですが、少しずつ形にしていきたいです。
首藤さん、お忙しい中、取材のご対応をいただきありがとうございました!
マイナビのニュースリリース
マイナビのニュースリリース情報をピックアップしてお届けしていくこのコーナー。今の仕事に使えそうな調査やサービス情報があるかもしれません。ぜひチェックしてくださいね!
PICK UP マイナビ「【20~60代就業者に聞いた】ワーキングケアラーの実態に関する調査」を発表
株式会社マイナビは、20~60代の就業者を対象に実施した「ワーキングケアラー※1の実態に関する調査」の結果を発表しました。
※1家族や親族の介護・看護をしながら仕事をしている人を指す
◆20~60代の就業者のうち、働きながら介護を行う“ワーキングケアラー”の割合は6.5%、60代が8.3%で最多【図1】
◆介護実施者は非介護実施者と比べて私生活における孤独を感じている傾向。孤独の理由は「金銭面での不安」や「相談できる人がいないこと」など【図2、3】
◆介護実施者が企業に求める取り組みは「ベース賃金のアップ」が最多。「福利厚生の充実」「有給休暇の取りやすい雰囲気づくり」なども上位【図4】
◆介護実施者の約半数が「昇進したい」、非介護実施者と比べて13.4pt高い。理由は「給与を上げるため」以外にも、より大きな役割への挑戦や理想のキャリア実現のためなど【図5、6】
◆20~60代の就業者のうち、働きながら介護を行う“ワーキングケアラー”の割合は6.5%、60代が8.3%で最多
20~60代の就業者に介護の実施状況を聞いたところ、「自身が介護を行っている(自分がすべて行っている+自分と家族で等しく行っている)」、いわゆるワーキングケアラーの割合は6.5%でした。年代別に見ると、「60代(8.3%)」が最も高く、次いで「20代(7.5%)」という結果に。【図1】

◆介護実施者は非介護実施者と比べて私生活における孤独を感じている傾向。孤独の理由は「金銭面での不安」や「相談できる人がいないこと」など
介護実施者(ワーキングケアラー)と非介護実施者を比較すると、私生活において「孤独や孤立を感じている」割合は介護実施者は35.2%と、非介護実施者(21.9%)を13.3pt上回りました。孤独・孤立を感じる理由を見ると、「金銭面での不安があるため(30.3%)」が最も高く、「生きがいを感じられないため(26.2%)」、「相談できる人がいないため(24.9%)」と続きます。介護実施者の孤独の背景には、「金銭面での不安」をはじめ、「相談できる人がいないこと」や「生きがいを感じられないこと」など、複合的な要因が関係している様子がうかがえます。【図2、3】


◆介護実施者が企業に求める取り組みは「ベース賃金のアップ」が最多。「福利厚生の充実」「有給休暇の取りやすい雰囲気づくり」なども上位
介護実施者(ワーキングケアラー)に、会社・企業に求める取り組み・支援について聞いたところ、「ベース賃金のアップ(26.4%)」が最多で、「福利厚生の充実(23.6%)」「有給休暇の取りやすい雰囲気づくり(22.1%)」と続きました。【図4】

◆介護実施者の約半数が「昇進したい」、非介護実施者と比べて13.4pt高い。理由は「給与を上げるため」以外にも、より大きな役割への挑戦や理想のキャリア実現のためなど
介護実施者(ワーキングケアラー)に昇進意向を聞いたところ、「昇進したい(昇進したい+どちらかといえば昇進したい)」割合は48.8%となり、非介護実施者(36.0%)と比べて12.8pt高い結果となりました。昇進したい理由は、「給与を上げるため(58.7%)」が最も高かったものの、非介護実施者(73.4%)と比べると低い傾向がみられました。一方で、「責任の大きな仕事にチャレンジしたい(33.4%)」は非介護実施者(13.3%)と比べて20.1pt高く、「家族に言われているため(19.2pt差)」や「自分の能力を活かすため(12.5pt差)」も、非介護実施者と比べて高い傾向に。
この結果から、介護実施者は企業に対して経済面や両立支援を求める一方で、昇進については単なる収入増加だけでなく、より大きな役割への挑戦や理想のキャリア実現といった内発的な動機に基づく志向も有している可能性が示唆されます。【図5、6】


◆調査担当員コメント(一部抜粋)
ワーキングケアラーは私生活において孤独や孤立を感じやすく、金銭面や生きがいに関する課題を抱える傾向がありました。一方で、仕事面では昇進意欲が相対的に高く、収入増加だけでなく、キャリア形成や役割拡大を目指す姿勢もうかがえます。企業にとって、こうした意欲ある人材が介護負担によって離職やキャリア停滞に至ることは大きな損失となり得ます。ベース賃金のアップや福利厚生の充実に加え、介護と仕事を両立できる環境整備など、一人ひとりの状況に配慮した取り組みが求められるのではないでしょうか。
▷このニュースの詳細はこちらから確認できます。
PICK UP 新CM『どこいこっか。未来。』第2弾・全3篇、 7月21日(火)より全国オンエア開始!
株式会社マイナビは、相葉雅紀さん、有村架純さんを起用した新CM『どこいこっか。未来。』の第2弾として、「仕事の原動力篇」「キャリアチェンジ篇」「どうして働くの篇」の全3篇を、2026年7月21日(火)より全国でオンエア開始しました。
今回の新CMは、2025年にオンエアを開始したCM『どこいこっか。未来。』全6篇に続く、第2弾。前作で描いた「一人ひとりのキャリアや将来に寄り添う」世界観を引き継ぎ、ほぼ台本無しでの撮影を実施。相葉さん・有村さんご自身の仕事やキャリアに対する本音や想いに焦点を当てました。お互いのキャリアに共感し、「何年もの仲がある」と笑い合う、自然体なお二人の姿が見られます。
<撮影エピソード>
有村さんが19歳の頃から共演経験のあるお二人。撮影の合間には笑顔で会話をする場面も多く見られました。インタビュー時、有村さんからは「今日久々に本音の部分を聞いて、変わらない相葉さんだなと思った」という、お二人の仲を感じさせるコメントも。
一方、相葉さんからは「有村さんは初心をすごく大切にするんだなと撮影しながら感じた」という、本音の対話だからこそ見える新たな一面に関するコメントもありました。撮影中、相葉さんは「自分の好きなことを仕事にし、その中でやりがいを見つけることの大切さ」に言及。「幸せになりたい、楽しみたいかな」とも語り、仕事も遊びも良いバランスでいたいと明かしました。
また、有村さんは、共演した女の子の言葉に耳を傾け、夢に向かう気持ちを優しく応援しました。撮影を終えた女の子に有村さんから花束を渡す一幕もあり、「はじめて~!」と喜ぶ女の子に拍手が起きるなど、始終あたたかな雰囲気に包まれた撮影となりました。
CM 特設ページ:
https://www.mynavi.jp/company/advertisement/corporate_cm/
YouTube(『どこいこっか。未来。』仕事の原動力篇 30秒):https://youtu.be/-CuyfiCwLmw
YouTube(『どこいこっか。未来。』キャリアチェンジ篇 15秒):https://youtu.be/cg_pR2Ja4M4
YouTube(『どこいこっか。未来。』どうして働くの篇 15秒):https://youtu.be/1WfVUyM9_-o
YouTube(メイキング):https://youtu.be/0Oow7MK-50I
▷この調査の詳細はこちらから確認できます。
【調査】マイナビ転職「転職者の生成AI活用に関する実態調査」を発表
【調査】「【企業の採用担当者に聞いた】従業員のSNS炎上に関する調査」を発表
【調査】「マイナビ2027年卒 大学生キャリア意向調査6月<初任給について>」を発表
【調査】「ライフキャリア実態調査2026年版」を発表
【会社全般】大阪府の新プロジェクト「産学官共創教育モデル事業」を受託
【サービス】『マイナビ TalentBase』に新機能が追加
▷画像・文章ともにマイナビ企業サイトニュースリリースを元に作成
採用担当に聞く、マイナビの推し!
こちらのコーナーでは、マイナビの採用担当者に、マイナビの推しを紹介してもらいます。
今回は、ビジネス系職種の中途採用を担当している人事企画本部 人材開発統括部 キャリア採用チームの石原 凜さんにお話を伺いました!
マイナビ推し事業部はここ!
私の推し事業部は、「教育研修事業部」です。 マイナビというと採用支援のイメージを持たれる方が多いかもしれませんが、教育研修事業部は「人に元気を 組織に力を」を理念に、人材育成や組織活性化を通じて企業の成長を支援しています。 私が魅力に感じているのは、「人を採用して終わり」ではなく、人材をどのように育成し、定着させ、活躍につなげていくかという視点で企業に価値提供できることです。少子高齢化や働き方の多様化が進む中、人材の能力開発や組織力向上への関心はますます高まっています。人と組織の成長を支える教育研修事業は、今後さらに必要不可欠な存在になっていくのではないでしょうか。 採用支援で培ったマイナビの知見を活かしながら、企業の持続的な成長に貢献できる点も、この事業部ならではの魅力だと感じています。

ここ数年で、「マイナビ変わったなあ」と感じるところ
私が在籍していた中で感じる大きな変化の一つは、人材育成に対する考え方です。 以前は成果を出すことに重点が置かれていましたが、現在は「一人ひとりの可能性を解き放ち、未来に挑むひとをつくる」というビジョンのもと、個人の成長を支援する環境づくりに力を入れています。マネジメント研修やリスキリング研修、クリティカルシンキング研修など、社員が自ら学び成長できる機会が充実し、「学ぶことが当たり前」という風土が醸成されている点は大きな変化だと感じます。こうした取り組みは、自律的なキャリア形成や組織の活性化にもつながっていると思います。
アルムナイの方へのメッセージ
マイナビに入社して間もない頃、これだけ大きな組織でありながら、常に変わろうとしていることに驚いたのを覚えています。今のマイナビがあるのは、これまで会社を支え、発展させてくださった皆さまのおかげです。そして現在も、より良い会社を目指して新たな挑戦を続けています。 マイナビを離れたからこそ見えることや、外の環境で培われた経験・知見もたくさんあるのではないでしょうか。その経験は、今のマイナビにとってもきっと大きな力になると思います。 今後のキャリアを考える中で、アルムナイという選択肢も思い出していただけたら嬉しいです。再び皆さまと一緒に働ける日を楽しみにしています。
(所属部署等は全て取材時のものです)
編集後記・・・
暑い夏がやってきました。この厳しい暑さの中で被災され、今もなお不安な日々を過ごされている方々がいらっしゃることに胸が痛みます。一日も早く安心して過ごせる日常が戻ることを願うばかりです。
日々の暮らしが決して当たり前ではないことを改めて感じる今だからこそ、人とのつながりの大切さを忘れずにいたいものです。
さて、「つながり」といえば、今年もReunionの季節がやってきました!
2024年からスタートした、アルムナイと現マイナビ社員の交流イベント「Reunion」。今年は9月6日(日)に開催します!
この春から就任された粟井新社長も参加予定です。
未就学児向けのキッズスペースに加え、今年は新たに小学生向けのキャリアワークショップも開催しますので、お子さま連れの方も大歓迎です!Reunionから新しい仕事につながった事例も生まれていますよ。久しぶりの再会も、新しい出会いも。ぜひお気軽にご参加くださいね。
【Reunion3】https://alumni-mynavi-event.com/
それでは、次回は10月号でお会いしましょう。皆さま、どうぞ健やかにお過ごしください。


